6月16日午前、第19回中国曲阜魯班文化祭開幕式及び甲辰年魯班生誕2531周年祭祀大典が山東省曲阜市で行われ、山東省各都市建設業協会及び企業代表、魯班文化研究者など社会各界の人々が記念行事に参加した。

　開幕式では、2024年済寧市「技能状元」職業技能競技大会である「魯班杯」の全市建築業(古建類)職業技能大会の贈賞式が行われ、「全国技術達者」の称号を獲得した優秀な職人2名が表彰された。

　会場では、曲阜市人民政府と山東省都市更新学会が戦略協力の枠組み協定を締結すると同時に、曲阜市鋼構造協会の看板を掲出した。

　『大哉魯班』という六行六列の楽舞が荘重に上演され、来賓と魯班門の伝承者が魯班像にお辞儀し、共に魯班を追悼した。祭典が終わった後、活動の参加者は順番に魯班堂の聖像を参拝し、古建彩画の特別展、魯班文化の特別展を見学した。

　情報によると、今回の「魯班文化祭」は、職人精神の発揚、魯班文化の継承、魯班門の力の凝集、古建築産業の質の高い発展を促進することを重点に、古建職業技能競技大会、魯班文化祭開幕式、曲阜市歴史文化名城保護と都市更新のシンポジウムなど、一連の活動を入念に設計したという。

　中国建科院科技総工、副所長、古建センター主任の曹力強氏は「曲阜は有名な歴史文化都市であり、古建築や古跡がたくさんあります。今回の魯班文化祭は曲阜の職人精神を表しただけでなく、燦爛たる悠久な建築文化を体現しました」と述べた。