10月8日、中国初の壁画芸術テーマ博物館である山西晋之源壁画芸術博物館が山西省の晋中に開館した。

　博物館内では中国古代壁画の源流をテーマにした陳列展を展示し、山西省に現存する古代壁画を主体として、全国にも及び、広く収集され、時系列に基づいて7つの時期に分けて、高度な複製品、模写品、実物デモンストレーションなどの多種の方式をカバーし、中国古代壁画の源流と脈絡を集中的に展示している。また、同館は多様な形の壁画に関する文化活動と文創製品を開発し、民衆のために豊かな壁画文化体験を作り上げた。

　見学・展示機能のほか、同館は壁画テーマの研究機能、文化財修復保護機能、壁画文化研究機能も備えている。館内には壁画と彩色塑像の模写、伝拓と表装技術、壁画文化観影と講座などの研究課程が設置され、文化財修復センターと山西壁画、彩色塑像と古建築資源データベースを特色とする「山西文化遺産資源ビッグデータセンター」が設置されている。