9月19日、故宮博物院は『故宮暦』のファミリーシリーズ作を新たに出版した。その内容には、干支・祝日をテーマにした『故宮暦・2024年』、書画作品をテーマにした『故宮暦：書画版・2024年』、『故宮暦・漢英対照版・2024年』、及び文化財物語を特色として初出版した「故宮暦・2024年・子供版」などが含まれる。

　カレンダー・ファミリーシリーズには多くの精巧で美しい文物イメージが集結し、ARアニメ、オーディオ、グリーン印刷などに関するハイテクを融合させており、故宮文物専門家によるオーディオ解読を聞くことが可能となり、誰もが所有できるプライベートミニ博物館とも言える。

　『故宮暦』は故宮博物院の文化名刺でありながら、故宮出版社の代表的な製品でもあり、15年連続で出版して以来、500万部以上売れている。長年にわたり、故宮のスタッフたちは故宮の古い建築物とその収蔵文化財の様々な価値を絶えず掘り起こし、大衆の精神文化面で享受できる文創製品を創造的に転化してきた。