故宮が『探秘丹青』を出版し 観客を『千里江山図』に「没入」させる

ソース:人民網作者: 2023-09-24 07:03

 今年は故宮出版社の創立40周年にあたり、故宮出版社は近日をもって北京で『探秘丹青』シリーズのデジタル出版作品を発表し、デジタルテクノロジーの手段で文物所蔵品を解読した。

 紹介によると、『探秘丹青』シリーズのデジタル出版作品の第1期には、『絵境』『競技』『閑趣』『入宴』『仙遊』の5作品が含まれており、それぞれ故宮博物院が所蔵している『千里江山図』『朱瞻基行楽図』『雍正十二月景行楽図』『韓煕載夜宴図』『玉洞仙源図』など5枚の伝世名作に対応しており、その最初作である『絵境』は近日に出版されるという。

 最初作の『絵境』は宋代の伝世名画である『千里江山図』を内容としており、今回の制作チームが1年をかけて磨きをかけ、1万点以上の3Dモデルを丹念に制作したことによって、この名作が表現している宋代の気象を再現した。読者はデジタル技術を通じて『千里江山図』に「没入」的に体感することができる。

 『探秘丹青』の一つの大きな特徴はオンライン没入式のインタラクション体験であり、仮想環境内の各種の情報がトリガーとなって読者とインタラクティブし、読者が歴史の中を散策すると同時に、プリセットカードを集められるようになり、仮想空間に浸っているとはいえ、得られた知識は真実そのままである。

編集:董丽娜

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