2月28日午前、山東大学国際フロンティア学術講座第1期及び儒家文明フォーラム第113期が中心キャンパスで開催された。クロアチア―中国友好協会主席、クロアチア・ザグレブALGEBRA大学コンピュータ科学教授のブランコ・バロン氏は招きに応じて「人工知能時代の文明交流、革新と人類の平和的発展」と題した講座を行った。

　バロン教授は新時代においてAIがもたらす利益と弊害、及び儒家哲学がAIの倫理規範に与える影響などをめぐって、文化格差の解消にあたるAIの潜在力、AIによる翻訳とコミュニケーション、文化遺産のデジタル保存、エンパワー教育と知識共有などの面からAIの文明交流に対する促進作用を説明した上、その中に潜む文化の同質化、倫理的挑戦、デジタル植民地主義とアルゴリズム偏見などのリスクを強調した。