中国河北省邯鄲(かんたん)市邱(きゅう)県の邱県文物保護管理所は、同県で実施されている複合都市開発プロジェクトで4月に古墓群が見つかったと明らかにした。同省文物考古研究院が地元の文化財保護部門と合...
中国国家文物局は5月30日に北京で開いた「考古中国」重大プロジェクト作業進展会議で、陝西省楡林市清澗(せいかん)県で見つかった寨溝遺跡など、商(殷)代考古学の新たな進展と成果を報告した。寨溝遺跡の...
中国北京市文物局はこのほど、市内の新宮遺跡で夏・商(殷)時期に属する大坨頭(だいたとう)文化の二重環壕(かんごう)集落跡を発見したと発表した。同文化の二重環壕集落が北京で見つかるのは初めてで、中華...
二胡(にこ、アルフー)は、中国の伝統的な弦楽器。共鳴器の片側にヘビの皮を張り、2本の弦を馬の尾の毛で作られた弓で演奏する。しばしば「東洋のバイオリン」と例えられる。
中国の北京大学が所蔵する古代の簡牘(かんどく、文字を記した竹札や木札)「北大秦簡」の研究成果が5月27日、「北京大学蔵秦簡牘(全5巻)」として上海古籍出版社から出版された。考古学者が10年余りをか...
中国陝西省考古研究院は5月30日、省北部の楡林市清澗(せいかん)県で約3200年前の商(殷)代の大型集落跡を発見したと発表した。集落跡は寨溝遺跡と名付けられた。
今年も6月1日「国際子どもの日」がやってきた。中国の考古学調査で出土した文化財からは、古代の子どもたちがどんなおもちゃを使っていたか、どんな遊びをしていたかを垣間見ることができる。
国際こどもの日(6月1日)に合わせ、中国北京市東城区にある顔料会館で28日、子ども20人余りが京劇を披露した。
中国甘粛省敦煌市にある懸泉置(けんせんち)遺跡は、国内で唯一発見された古代シルクロードの漢代官設宿場跡として知られる。同市は現在、遺跡の保護・利用プロジェクトを通じて往時の姿の復元を進めており、完...
中国内モンゴル自治区オルドス市オトク旗の恐竜遺跡化石国家級自然保護区でこのほど、白亜紀前期から後期の肉食恐竜の足跡化石53個が発見された。足跡は最も大きいもので43センチあった。
中国浙江省杭州市で27日、中国作家協会、浙江省政府、杭州市政府が主催する「2023中国国際ネット文学週間」が開幕した。「多彩なアジア 素晴らしい世界-中国ネット文学のアジアにおける広がり」をテーマ...
中国上海市文化・観光局は「国際博物館の日」である5月18日、「2022年度上海市博物館年次報告」を発表した。22年末時点の上海市の登録済み博物館数は159館、国有博物館は119館だった。展示テーマ...
山東省青島市管轄下の莱西市に伝わる伝統人形劇「莱西木偶」は、2千年以上の歴史を誇る。新世代の継承者である姜玉涛さんは、時代の特徴や人々のニーズにもとづき、人形の製造工程の改革や演目の改革を進め、童話...
5月20日、旧歴4月2日は偉大な思想家、教育家の孟子の誕生日で、孟子故郷の鄒城に位置する孟廟で2023孟子の母・孟子記念大会は行われた。国内外の孟子の後裔と社会各界の2000人あまりはイベントに参加した。
中国パブリック・リレーションズ協会が主催する2023年度の「一帯一路」(the Belt and Road)の今年の漢字が今月22日、陝西省漢中市で発表された。専門家やメディアの選出、推薦、ネットユーザーによる投票を経て...
中国ではここ数年、漢服文化の人気に火が付き、海外にも発信されるようになった。漢服は中華民族の伝統衣装の中で最も代表的な服装とされ、漢服を着ることは今では若者にとってファッションや自信を表現する新し...
「妙手匠心-修復体験キット」が5月18日、北京にある国家図書館(古籍館)で発表された。一般市民向けの古書修復学習キットを、北京国図創新文化服務有限公司とECプラットフォーム「Tmall(天猫)」が共同開発し...
中国新疆ウイグル自治区図木舒克(トムシュク)市の考古学成果展示ホールでこのほど、托庫孜薩来(トックズサライ)遺跡の出土遺物46点が初めて展示された。
中国国家文物局や海南省政府などは21日、海南省三亜市で会見を開き、深海考古学調査で大きな進展が得られたと発表した。2022年10月に南中国海北西斜面の水深約1500メートル地点で発見した2隻の古代...
5月18日は国際博物館の日です。統計によりますと、2023年1月1日から5月15日までの間に、ネット予約が最も多かった観光地のカテゴリーで、博物館・展示館が動物園やテーマパークを上回り、昨年の4位から1位に躍進...
中国広東省珠海市斗門区の黄楊山麓に位置する小赤坎新村鰲魚岡に、南宋末期の忠臣、馬南宝(ば・なんほう、1244~1280年)の墓がある。元初に土坑墓が造られ、清の道光元年(1821年)に墓碑が建てら...
中国で「遊聖」(旅の聖人)と呼ばれる明代の旅行家、徐霞客(じょ・かかく、1587~1641)の旧居が、江蘇省江陰市の徐霞客鎮にある。
中国山西省長治市沁(しん)県の二郎山にある南涅水(でっすい)石刻館は、主に同県南涅水村で1959年に出土した各種石刻像1100点余りを収蔵している。石刻の題辞によると、石刻像の造像年は北魏の永平3...
湖南省常寧市廟前鎮にある中田村古建築群は、明朝初年に設立された「屯墾」両用建築群、第1陣中国伝統村落で、2019年に全国重点文物保護単位に指定された。古建築群は完全な状態で今も残り、構造に特徴があり、明...
北京市西南部に位置する房山区の白帯山(石経山)には、隋の末期から唐の初めにかけて創建された1000年以上の歴史を誇る雲居寺がある。そこには、刻造された石経が計1万4278枚現存している。中国で現存する石経と...
千年余り前の中国唐代に詩人の白居易(はく・きょい)が詩に詠んだ胡旋舞(こせんぶ)は、連続した急旋回を基調とする踊りで、西域から中国に伝わり、当時の中原(黄河中下流の平原地帯)で一世を風靡した。
中国で初となるポケモンカードの原画展が15日、上海市の上海図書館東館で始まった。原画のほかにもインスタレーションアート体験やインタラクティブリーディングの共創(コ・クリエーション)などにより、各種...
中国陝西省西安市は関中平原中部に位置し、北は黄土高原を望み、南は秦嶺山脈を背にする。都市として3100年余り、国都として1100年余りの歴史を持ち、13の王朝による幾多の変転浮沈を経てきた。
中国山西省臨汾(りんふん)市洪洞県の文化財部門は、同県興唐寺村の住民が中鎮廟遺跡北側の農地で、長期にわたり地中に埋没していた古碑を発見したと発表した。専門家の考証により、古碑は唐の文宗皇帝が勅命で...
第9回尼山世界文明フォーラムは今年9月に曲阜尼山で開催される。今回フォーラムのテーマは「全人類共通価値と人類運命共同体-文明交流の相互参照を強化し、世界の挑戦に共同で対応する」で、テーマの下に12個のサ...
兗州は悠久な歴史があり、文化の基礎は厚く、兗州東南部の興隆荘鎮は数多くの無形文化遺産があり、道勤五谷画はその中の代表として、当地政府の発掘、発展を経て、今は中華伝統的な民俗芸術になり、国内外で有名...
孔子の故郷として知られる中国山東省曲阜市の孔子博物館で、「明代衍聖公(えんせいこう)服飾展」が開かれている。衍聖公は孔子嫡流の子孫が世襲した封爵名。同展は一族の衣装23点のほか、明代の肖像画、孔子...
中国陝西省西安市は古代シルクロードの起点であり、陝西歴史博物館や西安博物院、西安碑林博物館など世界に知られる博物館がある。展示されている精美な文化財は、一つ一つが中華文明とシルクロード沿線諸国との...
中国の伝統文化、影絵劇の故郷と呼ばれる甘粛省慶陽市環県に住む耿雍邦(こう・ようほう)さん(17)は環県中等職業学校の自動車修理学科に通う生徒で、影絵彫刻の愛好家でもある。毎日3時間、趣味の講座で学...
現地時間の5月9日午前、「孔子故郷 好客山東」スペイン文化観光説明会ならびに「茶和天下・雅集」山東特別活動はスペインマドリードの中国文化センターで開催された。中国共産党山東省委員会宣伝部の白玉剛部長...
いろいろな形、色の貝殻は海からのプレゼントであり、青島工芸職人は貝殻で綺麗な工芸品を作り、海のプレゼントを世界各地に届け出た。
中国河北省邢台(けいだい)市南和区の文化財保護部門は、同区河郭鎮趙牌村でこのほど、明の正徳16(1521)年建立の石碑が見つかったと発表した。石碑は墓碑で、碑名は「明故迪功郎陝西鞏昌府寧遠県丞南和...
中国山西省太原市にある晋祠(しんし)は、西周~春秋時代の諸侯国、晋国の始祖を祭る祠廟(しびょう)。太原市街から南西25キロの懸甕(けんおう)山麓にあり、第1次全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財...
中国山西省太原市にある山西青銅博物館でこのほど、「古代滇国(てんこく)青銅文化展」が開幕した。雲南省博物館、雲南李家山青銅器博物館、昆明市晋寧区博物館の所蔵品から選りすぐりの文化財約150点を展示...
中国の伝統文化「二十四節気」にまつわる内容を敦煌の壁画や文献などを通じて紹介する書籍「敦煌歳時節令」の日本語版「敦煌の年中行事」がこのほど出版された。甘粛省敦煌市の敦煌研究院が明らかにした。
5月4日、イタリア・ミラノで「中華文化と東洋の美学」をテーマにした尼山世界文明フォーラム、東方美しさフォーラムが開催された。今回のフォーラムは第9回尼山世界文明フォーラムの第3回海外サブフォーラムとし...
若者たちは莫高窟でデジタル化により千年の芸術を「復活」させ、その若き力で石窟の宝を守っている。これらのデジタル化保護技術者は石窟と壁画の芸術を高精度に復元することで、莫高窟をデジタル世界に移動させ...
5月21日は、国連食糧農業機関(FAO)が定めた「国際お茶の日」です。この日を控えて5日、中国政府文化・観光部やベルギー駐在中国大使館、欧州連合(EU)駐在中国大使団が共催するイベントの「茶と天下・雅集」が...
イタリアのミラノで開催されたデザインウイークで4月17~23日、中国の海南リー族文化展示交流イベントが行われた。リー族伝統織物技術の国家級代表的伝承者、劉香蘭(りゅう・こうらん)さん(54)は主催...
黄帝陵の傍らには軒轅廟があり、創建は前漢の始めとされる。黄帝陵管理局ガイドセンターの郭嬋(かく・せん)副主任は「漢が建国されると、高祖劉邦(りゅう・ほう)が皇帝陵の傍らには廟宇を建てると規定したた...
中国甘粛省敦煌市にある世界文化遺産、莫高窟(ばっこうくつ)は文化資源や芸術的価値に恵まれ、芸術家の創作の源となっている。莫高窟芸術の発見や伝承、発展を自らの使命とする芸術家は少なくない。
中国語、英語、日本語を話す中国の女性トリリンガル・スタンダップコメディアン、ノーラ(Norah)さんがこのほど、日本のバラエティー番組内でお笑いコンビ「さらば青春の光」からダイレクトメールの返事を...
中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州台江県ではメーデー連休(4月29日~5月3日)中、年に1度の「姉妹節」(姉妹の祭)が開かれた。華やかな民族衣装をまとったミャオ族の人たちのパレー...
5月2日、「尼山は千年伝承し 岱海は世界を繋がるーグローバル文明イニシアチブの物語」2023ウィーン国連中国語の日シリーズ活動はウィーン国際センターで開幕した。
5月2日、「中西文化交流と相互参照」をテーマとした尼山世界古典文明フォーラムがウィーン国際センターで順調に開催された。今回の尼山世界古典文明フォーラムは2023ウィーン国連中国語の日という活動の重要な構...