2月26日午前、「斉魯訪学駐研計画」訪問学者ブランコ・バロン（Branko Balon）による学術講座『文明革新：人類を励ます新運動エネルギー』が尼山世界儒学センター（中国孔子基金会秘書処）で開催された。尼山世界儒学センター（中国孔子基金会秘書処）の党委員会書記・副主任、中国孔子基金会副理事長・秘書長の国承彦がこの活動に出席し、バロン氏に尼山世界儒学センター特別招聘研究員招聘書及び「斉魯訪学駐研計画」訪問学者証書を授与した。

　講座では、バロン氏はテクノロジーイノベーション、バイオテクノロジー、再生可能な新エネルギー、宇宙探査など多くの次元から、イノベーションが人類文明の発展に対する貢献を説明した上、中華文明を高く評価した。同氏は、文明イノベーションが生み出す新しい力が、人類の歴史的過程を深刻かつ変革的に形作り、現在の世界では、テクノロジーイノベーションの歩みが加速し、規制やプライバシー、公平性、責任などの面でより多くの挑戦に直面しており、そのため、イノベーションは道徳の原則に従い、社会の持続可能性と包摂的な発展を確保することにあたって、より責任ある管理を講じなければならないと語った。