海南省で蘇軾がテーマの文化財展 国宝級5点も展示
ソース:新華社作者: 2024-02-04 11:15
1月31日、海南省博物館「千古風流 不老東坡-蘇軾主題文物展」で展示された蘇軾の真筆「新歳展慶帖」「人来得書帖」合巻(部分)。(海口=新華社記者/厳鈺景)
中国海南省海口市の海南省博物館で1月31日、北宋時代の文学者・政治家、蘇軾(そ・しょく、蘇東坡)をテーマとした特別展「千古風流 不老東坡-蘇軾主題文物展」が始まった。宋代の書道や絵画、生活用具などが中心で、国宝級とされる1級甲等文物の「宋の四大家」(蘇軾、黄庭堅、米芾<べい・ふつ>、蔡襄)の真筆は北京故宮博物院外で初の展示となった。
四つの展示ホールからなる総展示面積は2600平方メートル。蘇軾にまつわる文化財332点(組)を中心に、1級甲等文物は蘇軾の真筆「新歳展慶帖」「人来得書帖」合巻と「題王詵(おうしん)詩詞帖」、黄庭堅の真筆「惟清道人帖」、米芾の真筆「道林帖」、蔡襄の真筆「京居帖」の5点を展示している。入場は無料で、会期は4月30日まで。
編集:董丽娜
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