中国の濰坊凧、楊家埠木版年画が大阪に登場 濰坊の伝統文化の魅力を感じよう

ソース:中国山東網作者: 2024-10-14 15:16

 中秋明月節大阪2024・「山東のおもてなし 山東の味わい」プロモーションが12日に大阪市で開催された。今回のイベントは山東省の豊富な特色ある農産物、美しい工芸品、無形文化財の製品、最先端の科学技術製品を展示し、新時代に山東省の経済社会の発展における新たな成果を全面的に示し、国際社会に山東省の「山東のおもてなし 山東の味わい」の良好なイメージを伝えることを目指している。

 イベント会場では、山東省各地からの目を奪うばかりの素晴らしい展示品がいっぱいあり、多くの日本人や華人の注目を集めていた。特に濰坊からの楊家埠木版年画や濰坊凧は、山東省の無形文化財の傑出した代表として、このイベントのハイライトの一つとなっている。

 楊家埠木版年画は、その独特な芸術スタイルと卓越した彫刻技術で広く知られている。楊家埠木版年画は、濃い色彩、実用性を重視し、理想、風俗、日常生活を多く反映している。均整のとれた構図、太く質実な造形、簡潔で滑らかな線で構成されている。その題材は幅広く、多彩な内容を表現しており、神像、門神、山水、花鳥、戯曲の人物、神話伝説などがある。これらの木版年画は鮮やかな色彩と滑らかな線で、豊かな民俗文化の内涵を含むだけでなく、山東省の人々の美しい生活に対するあこがれと追求を表している。

 同時に、潍坊凧はその独特な形状と精巧な工芸技術で多くの観客の注目を集めた。中国の伝統的な凧の重要な流派の一つである潍坊凧は、その軽やかさ、精巧な工芸技術で知られている。濰坊は世界にその名を知られた凧揚げの町で、1984年第1回濰坊国際凧揚げ大会を開催しそれ以来、1年に1回の世界凧揚げ大会がここで行われ、これまで41回開催され、世界凧揚げの里に選ばれている。潍坊は常に開かれた姿勢で世界に向い、凧は潍坊と世界との文化交流や経済交流の重要な架け橋となっている。

 今回のイベントが成功裏に開催されたのは、中日両国の国民に山東省の文化を深く理解する機会を提供しただけでなく、中日間の文化交流と協力をさらに促進した。今後、濰坊は引き続き海外との文化交流と協力を強化し、優れた濰坊文化製品を世界に広め、中国と外国の友好関係を深め、文化多様性の発展に積極的に貢献していく。

編集:孙俪洋

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