上海博物館で金石文拓本の特別展

ソース:新華社作者: 2023-07-11 14:18

6日、上海博物館「与時偕行-金石伝拓技芸」展で展示された清末の金石学者、呉大澂(ご・だいちょう)の著書「愙斎集古録(かくさいしゅうころく)」の原器と墨拓の比較。同著は全2巻で、絵画と墨拓で構成される。(上海=新華社記者/任瓏)

 中国上海市の上海博物館で6日、金石文拓本を紹介する特別展「与時偕行-金石伝拓技芸」が開幕した。文化財37点(組)を展示し、一部は貴重な拓本と同館収蔵品を比較展示する。青銅器海内三宝とされる「大盂鼎(だいうてい)」「大克鼎(だいこくてい)」「毛公鼎(もうこうてい)」は器物全体を拓本した「全形拓」、中国最大の古代青銅器「司母戊方鼎(しぼぼほうてい)」は1939年の出土後最初に取られた拓本をそれぞれ公開する。会期は10月8日まで。

編集:董丽娜

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