湖南省長沙市坡子街の火宮殿で、公演前にリハーサルを行う同市花鼓戯保護伝承センターの役者。（６月５日撮影、長沙＝新華社記者／陳振海）

　中国湖南省の伝統劇「花鼓戯」の伝承に取り組む長沙市花鼓戯保護伝承センターはここ数年、現代の題材を扱った多くの演目を創作している。現地の伝統舞踊「地花鼓」や民謡とロックやジャズ、ラップなどを融合し、揚琴や琵琶などの中国民族楽器とギターやベースが響き合う舞台では、社会発展や農村振興にまつわるストーリーが生き生きと展開される。また、新しい表現方法に加えてショート動画やライブ配信も活用し、花鼓劇の普及に取り組んでいる。