2月20日から21日にかけて、「中国の意義を書く―漢字の起源を探る」というテーマの宣伝活動取材団が「中国食品名城」で有名な河南省漯河を訪れた。近年の伝統文化資源の持続的な開発に伴い、漯河は「字聖」許慎の故郷、賈湖遺跡を代表とする文化名刺を多くの人に知られるようになった。

　許慎文化園内には字聖殿、漢字大道、漢字物語回廊など多くの観光地があり、漢代建築と漢字文化を展示することを主な特色としている。園内には多くの許学、経学書と書物、辞書、文字文化財、有名人の書画及び歴代の名碑名帖、現代の著名人の名家書道碑刻が収蔵されている。

　5月18日に試験開館する賈湖遺跡博物館では、解説者によると、賈湖遺跡では計17例の刻符が発見され、漢字のすべての字画構成が含まれており、筆画の順序は現在の漢字構造とほぼ一致しているため、これらの記号は原始文字であり、漢字の濫用である可能性が高いと考える学者もいる。

　許慎精神をよりよく伝承し、漢字文化を発揚するために、2019年から漯河市は「中国漢字文化名城」を創建し始めた。今の漯河の漢字文化の雰囲気は濃厚で、全国民が字を練習し、全国民が経典を読むなどの活動は広く人々に人気がある。