最近、考古学者がナラ陽城跡で発見した約2400年前の高レベルトイレ遺跡は、中国歴代の宮城考古学で発見された唯一のトイレ類の遺留物であり、中国考古学で発見された最初の「水洗式」トイレでもある。

　カシ陽城跡は陝西省西安市閻良区にある。発見されたトイレ遺跡は、台座上の室内トイレの位置と室外排水ピットの2つの部分から構成されている。

　これまでナラ陽城跡の考古学作業では、宮殿跡で浴室が発見されたこともある。今回発見された「水洗式」トイレ跡を合わせると、2400年前から衛生を重視してきたことが反映される。

　今回発掘された2つの建物はいずれも宮殿跡で、全体は北に座って南に向いており、長方形を呈しており、台基、散水などから構成されている。発掘と探査を経て、考古学者はまた3番古城の核心宮殿建築全体を貫く南北方向軸線の存在を確認し、現在考古学で発見され確定された時代最初の都軸線として、中国古代の都の配置研究に重要な価値がある。