長沙博物館で唐代貴族・金郷県主の特別展 中国湖南省
ソース:新華社作者: 2024-05-09 15:34
4月26日、長沙博物館「花月醉彫鞍-大唐金郷県主特別展」で、金郷県主墓出土の「武官俑」を見る人。(長沙=新華社記者/陳思汗)
中国湖南省長沙市の長沙博物館で、唐代の女性貴族・金郷県主の墓出土の文化財を中心に展示する「花月醉彫鞍-大唐金郷県主特別展」が4月26日から開かれている。金郷県主の生涯を主軸に金器や陶器、三彩器など148点(組)を展示し、唐代の政治や経済、文化、芸術、民族融合、シルクロードを通じた東西文化交流を紹介している。
金郷県主は初代皇帝、李淵の孫で、滕王李元嬰(り・げんえい)の三女。墓は1991年8月に西安市灞橋(はきょう)区で発見された。盛唐時代を代表する文化財181点(組)は唐代貴族の生活風景、特に西域文明が唐代の社会生活に与えた大きな影響を反映していたことから、世界の考古学界の注目を集めた。
展覧会は長沙市文化観光・広電局が主催し、長沙博物館と西安博物院が運営。入場は無料で、会期は6月30日まで。
編集:董丽娜
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