1月18日、中国伝統の臘八節の日に、孔子博物館と曲阜市人民政府が共催した「2024孔子博物館過大年・黄河文化大集（孔子博物館年越し・黄河文化大祭り）」イベントが正式にスタートした。

　開会式は子供たちによる民俗舞踊「赤い臘八、赤い年」で幕を開け、そのすばらしい演出で観客に濃厚な年越しの雰囲気を感じさせた。また、孔子博物館簫韶楽団による佾舞が中華の伝統舞踊である雅楽の美しさを展示し、伝統の礼楽を実際に感じるようにした。

　黄河文化大祭りでは、一の字に並んだ「無形遺産」の屋台がにぎやかで、品目が豊富で、その中におめでたい面塑、美しい切り紙、楷の木(カイノキ)彫刻などの伝統的な手芸品と手芸技術が展示されているほか、書道、拓印などの無形遺産体験イベントもある。

　新時代の山東農村の新たな気象振興、農村文化観光市場の活性化を目指し、「好客山東（来客を歓迎する山東省）」「好品山東（良い製品とサービスを持つ山東省）」というイメージを十分に示すために、山東省委員会宣伝部は2024春節山東農村文化観光祭シリーズイベントを開催することにし、「家々に赤い灯を掲げ、家々に春聯を貼り、村々には楽しい催しまたは演出が挙行される--村に帰って年越しを過ごす」をテーマに、民俗文化の展示・体験に重点を置き、故郷に帰って新年を祝う暖かい雰囲気を醸成し、大衆に熱々の生活感と故郷を懐かしむ深い年越しの雰囲気を感じさせた。「孔子博物館過大年・黄河文化大集」イベントは2024年春節山東農村文化観光祭の重要なシリーズイベントであり、黄河文化の優れた資源を利用して、経典的物語を語り、中華文化の自信自強を推進することを図る。