夏休みシーズンを迎えた安徽博物院（撮影・苗子健）。

　夏休みに入ると、博物館などを始めとする各種展示の人気が高まりを見せることになる。安徽省合肥市にある安徽博物院では、「三星堆・長江流域青銅器文明特別展」が開催されており、多くの子供たちが同博物院を訪れ、長江流域の青銅器文化の魅力に触れていた。人民網が伝えた。

　安徽博物院と四川博物院、長江流域博物館が協力し、合同で開催している今回の特別展には、約20ヶ所の博物館から約140点（セット）の貴重な文化財が集められている。年代は殷代から戦国時代までとなっており、巴蜀文化・荊楚文化・呉越文化など特色を備えた青銅器文化体系が網羅されている。

　なかでも「戴金面罩青銅人頭像」や「銅人頭像」、「銅人面具」など三星堆遺跡の「トップクラス」と言われている文化財がとりわけ注目を集めており、金器や象牙器、玉器、原始磁器など様々な文化財も勢ぞろいしており、来館者は長江流域で栄えた青銅器文明の歴史的栄華と輝かしい業績を同展で一度に鑑賞できる。