5月4日、イタリア・ミラノで「中華文化と東洋の美学」をテーマにした尼山世界文明フォーラム、東方美しさフォーラムが開催された。今回のフォーラムは第9回尼山世界文明フォーラムの第3回海外サブフォーラムとして、中華文化と中華服飾の美しさに焦点を当てて対話を展開した。

　中国とイタリアは東西文明の傑出した代表であり、人類文明の発展史に色濃く残る一章を残している。五千年の中華文明は東方の美学を育み、華服服飾の美しさを作り上げた。今回のフォーラムは第9回尼山世界文明フォーラムの分科会の1つとして、中華民族のきらきら輝く服飾文化を掘り起こし、東方の美学の独特な魅力を現し、イタリア民衆の中華文明に対する認識と理解をさらに増進することを目的としている。

　学術講演と交流の段階で、中国、イタリアのファッションデザイン界から多くの専門家や学者が中国と西洋の美学、ファッション、デザインの協力について深く交流した。

　現場では中華文化ファッション学院の除幕式、中国孔子基金会とイタリア中国理事会基金会の協力下で、意向書の調印式、山東デザイン専門マスタークラスの課程寄付式が行われた。

　今回の尼山世界文明フォーラム-東方美学フォーラムは尼山世界儒学センター、中華文化ファッション学院が共同で主催した。尼山世界文明フォーラムは孔子の誕生地である尼山を命名した国際的な人文総合フォーラムで、2010年の創設以来、8回の開催に成功した。第9回尼山世界文明フォーラムは今年9月に山東省で開催され、タイ、オーストリア、イタリアに3つの海外分フォーラムを開設する。