このほど、山東省菏沢市単県の北城街道の三官廟村で、ガーナ、ジャマイカなどの国から来た外国人の友人と現地の農民が一堂に会し、龍舞をしったり、腰鼓を打ったり、福の字を書いたり、餃子を作ったり、生け花をしたりして、「没入式」の年俗（年末年始の恒例行事） 体験の中で、「中国の春節の雰囲気」を感じていた。

　当日の午前9時、「外国人のお客」の到着に伴い、この小さな村は喜びに満ちていた。村の広場はとてもにぎやかで、喜びの味がして、村の文芸愛好家は新しい服に着替えて、龍舞をして、ヤンコを踊って、踊り始めた。

　どらを打ち、太鼓を打ち、龍舞するのは地元の正月の風習で、新しい年の天候が順調で、五穀豊穣を祈る。このすばらしい公演は、現場の観衆から喝採を受け、外国人の友人から好評を博した。ジャマイカから来たBaileyさんは「本当の中国文化を体験し、農民がダンスで自分を表現しているのを見て、竜頭を掲げて村の人と一緒に踊ったのは素晴らしい経験でした。」といった。

　外国人の友人は地元の農民と一緒に春聯を書いたり、餃子を作ったりして、楽しい雰囲気の中で本場の中国の春節を体験した。ガーナから来たDavidさんは「とても楽しかったです。みんなで餃子を作ったり、福の字を書いたり、龍舞をしったりして、中国の春節が好きになったです」と言った。

　春聯を貼ったり、餃子を作ったりする伝統的な習慣のほか、部屋に春節の味に満ちた新年の生け花を置くことも、春節を迎える方法の一つだ。外国人の友人は花芸の先生の指導のもとで、美しい花束を作って、新年への祈りを託している。ジャマイカから来たKayshanさんは「今回の体験が大好きで、一日中興奮していて、楽しんでいます。もっと多くの人が中国に来て、本当の中国がどうなっているかを見てほしいです」と話していた。