国家文物局は8日、2024年の文物事業の新たな成果を明らかにしました。

　それによると、昨年は引き続き全国で18の「考古中国」重大プロジェクトが推進され、夏商文明研究プロジェクトが始まり、中華文明史や辺境考古学・歴史研究の強化に力が注がれ、全国考古学人材振興計画が実施されました。また、合計211点（セット）の流失文化財・芸術品が7回に分けて米国、日本、アルゼンチン、イタリアなどから祖国に返還され、第4回全国文物全数調査では3回目の調査で取り上げられた71万点余りの文物を再検査し、再検査率は93%を超えました。さらに、5万2000点余りの文物を新たに発見しました。全国重点文物保護単位は5058カ所に達し、博物館の年間入場者数は延べ14億人を超えたということです。