12月31日、ティックトック生活サービスが主催する「年味(正月の雰囲気)の市に出かけよう」イベントが青島で開催された。

　現在の市は、もはや子どもの頃の思い出にあるような素朴な市場ではなく、時代の発展を反映した新たなスタイルを持つものとなっている。近年、伝統的な祝祭日になると、オンライン上で「大集（市）」をテーマにしたイベントが流行し、多くのネットユーザーが没入型の視聴体験を楽しんでいる。オンラインショッピングは人々の購買欲を満たしているものの、伝統的なオフライン市場は依然として強烈な新鮮さ、買い物の満足感やリラックス感をもたらすことができて、人々がお祭りの雰囲気をより一層楽しむ場となっている。

　特に新年の市は、伝統文化に触れ、多彩なグルメを味わい、さまざまな風俗習慣を体験しながら、新年への願いを込めるための最良の場となっている。

　イベントのメイン会場は、大鲍岛の中心に位置する易洲路広場に設置された。この広場には、人気の「青島」の文字が刻まれたフォトスポットがあり、絶好のロケーションとなっている。今回のイベントでは、六角仿古楼、「龍門」、提灯の長廊といったインスタ映えスポットが特別に設置され、「市＋ランドマークマーケティング」を組み合わせた新しい体験型シーンが展開された。

　今回のイベントは、市の形式を通じて、商業者の商品をオフラインで体験・プロモーションする場を提供した。地元の「食・飲・遊・買」をテーマにした優れた商品を厳選し、オンラインとオフラインで、年末のニーズを満たす果物ギフトボックス、ビールギフトボックス、高級ギフトセットなどのブースを設置した。これにより、商家の商品やギフトの魅力をユーザーに直接感じてもらい、都市規模の消費エンターテインメントの祭典を実現した。多様な消費ニーズを満たすと同時に、市民や観光客に温かみのある都市の年末ムードを提供した。