中国と日本は東アジアに位置し、共通の文化的ルーツを持ち、似ている伝統的な祝日もある。9月23日、済寧市と日本足利市の「文化の済寧オンラインでの訪問」伝統的な祝日オンライン交流座談会が開催され、日本足利大学国際交流課の佐々木節氏、日本岐阜市日中文化交流協会の監査役原口雅子氏、済寧市、汶上県の関係者が参加した。

　佐々木節氏は1980年代以来、何度も中国を訪れ、中国と日本の伝統的な祝日に詳しい。交流の中で、佐々木節氏は日本の「十五夜」や「敬老の日」などの祝日を紹介した。

　汶上県委員会宣伝部副部長の袁学敏氏は、中国の伝統的な祝日である重陽の節句、つまり中国の「敬老の日」について紹介した。そのほか、座談会では、袁学敏氏が最近過ぎた中秋節についても紹介し、「中秋の夜には、家族が集まり、豊富な果物やお菓子を並べ、桂花酒を飲んでいます。美味しい食べ物を楽しみながら、月を眺めて過ごします。また、汶上県には切り紙、粘土細工、木彫りなどの豊富な民間芸術があり、これらの芸術作品はしばしば月、玉兎、団欒などをテーマにしており、人々の美しい生活への憧れと祝福を表現しています」と述べた。

　参加者たちは伝統的な祝日の民族習慣や風習について交流し合い、お互いに学びあっていった。双方が「オンラインでの訪問」を通して、両地域の輝かしい民俗文化や濃厚な祝祭の雰囲気を展示しただけでなく、両地の友好交流がますます深まっていくことを促進した。