2千年の歴史を誇る伝統人形劇「莱西木偶」（撮影・張進剛/写真著作権は人民図片が所有のため転載禁止）。

　春節（旧正月、2024年は2月10日）を控え、山東省青島市管轄下の莱西市では、省級無形文化遺産プロジェクトである伝統人形劇「莱西木偶」の第五代継承者・姜玉涛さんと彼が率いる人形劇チームが、急ピッチで創作活動に取り組み、舞台演目のスケジュール調整を進めていた。彼らは、春節連休中に、「莱西木偶」の最新パフォーマンスを市民に披露するのだという。人民網が伝えた。

　　東省の「莱西木偶」芸術は、2千年以上の歴史を誇る。継承者の姜玉涛さんは、時代の特徴や人々のニーズにもとづき、人形の製造工程や演目の改革を進め、童話やアニメーション、神話などの要素を演目に盛り込み、人形劇のパフォーマンススタイルを、現代のライフスタイルにより近づけることで、若者から支持されている。