中国の李強（り・きょう）国務院総理は１３日、第１４期全国人民代表大会（全人代）第１回会議の閉幕後に開いた記者会見で、対外開放について次のように述べた。

　今年は中国の改革開放４５周年に当たる。改革開放は中国を発展させ、世界にも影響を与えた。昨年の中国の外資導入額（実行ベース）は１８９０億ドル（１ドル＝約１３４円）余りで、過去最高を更新し、３年前に比べ５００億ドル近く増えた。これは中国が依然として世界的な投資の重要拠点であることを示している。

　対外開放はわれわれの基本的な国策であり、外部情勢がいかに変化しようとも、われわれは揺るぎなく前進していく。今年、われわれはまた高い基準の経済・貿易ルールに対応し、開放をさらに拡大していく。中国の開放の扉はますます大きく開かれ、環境はますます良くなり、サービスはますます優れたものになる。開かれた中国は皆さんの投資・興業を歓迎する。