「源氏物語」-習主席と読む世界の名著_日本語編
ソース:人民网作者: 2022-11-21 09:39
世界最古の長編小説の1つとも言われている日本の古典作品「源氏物語」は、紫式部によって平安時代の半ば、西暦でいうと1000年代の初め頃に書かれた物語。主人公の光源氏は、天皇と位の低い母の元に生まれ、「光輝くばかりの美しい子」と評判の男の子だったが、生まれて間もなく母を亡くしたため、父の帝の意向で皇族を離れ、臣下として人生を歩むことになる。そして美しい青年に成長した光源氏の一生を通して、恋愛、栄達と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会が生き生きと展開していくことになる。また、この物語にはおよそ500人もの人物が登場し、こうした登場人物たちの気持ちを表現するための和歌が約800首も登場するのも、この王朝物語の大きな特徴と言えるだろう。
編集:王云鹏
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