中国上海市の上海博物館で6日、金石文拓本を紹介する特別展「与時偕行-金石伝拓技芸」が開幕した。文化財37点(組)を展示し、一部は貴重な拓本と同館収蔵品を比較展示する。青銅器海内三宝とされる「大盂鼎...
中国四川省・イタリア文化財保護修復技術交流会の2回目のイベント、楽山大仏保護シンポジウムが5日、同省楽山市で開催された。イタリア国立ローマ中央修復研究所の専門家代表団の学者と中国の文化財保存専門家...
中国西蔵自治区ニンティ市朗(ナン)県托麦村に住む索朗群培(スオランチュンペイ)さん(61)の自宅には、馬包(馬などの背に載せる袋)の手作り工房があり、棚にはさまざまな種類の馬包が整然と並んでいる。...
中国香港特別行政区の香港故宮文化博物館は3日、開館1周年を迎えた。1年間の来館者数は延べ130万人近くに上った。北京故宮博物院から新たに貸し出された展示品51点も同日、公開された。
7月3日、国連の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)、中国孔子基金会、アテネ科学院、アリストテレス大学アリストテレス学際研究センターが共同で主催した「孔子-アリストテレス21世紀倫理学術フォー...
中国甘粛省張掖(ちょうえき)市粛南ユーグ族自治県馬蹄チベット族郷にある馬蹄寺石窟群は、十六国時代の北涼時代に造営が始まり、1600年余りの歴史を持つ。馬蹄南寺と馬蹄北寺、千仏洞、上・中・下観音洞、...
中国の少数民族、ミャオ族の民間伝統工芸である銀飾り鍛造技法は、主に頭飾りや首飾りなどの装飾品製作に用いられてきた。湖南省長沙市朝陽小学校はここ数年、同省文化館(無形文化遺産保護センター)の支持の下...
中国湖南省の伝統劇「花鼓戯」の伝承に取り組む長沙市花鼓戯保護伝承センターはここ数年、現代の題材を扱った多くの演目を創作している。現地の伝統舞踊「地花鼓」や民謡とロックやジャズ、ラップなどを融合し、...
中国甘粛省敦煌市はここ数年、豊富な文化・観光資源を生かし、体験型演劇の「又見敦煌」、砂漠を背景にした大型舞台劇「敦煌盛典」、大型洞窟式没入型演劇「楽動敦煌」など、敦煌文化の特色豊かな演目を制作し、...
中国西蔵自治区ガリ地区札達(ツァンダ)県には、皮央(ピヤン)石窟群と東嘎(トンガ)扎西曲林寺遺跡からなる仏教石窟遺跡「ピヤン・トンガ石窟遺跡」がある。古格(グゲ)王朝期の歴史遺産で、全国重点文物保...
2023「動く『清明上河図』」デジタルアート展が今月2日から、遼寧省瀋陽市にある遼寧工業展覧館で開催されている。中国新聞網が報じた。
第19回中国西部国際博覧会が6月29日から7月3日にかけて、四川省成都市の中国西部国際博覧城で開催された。今年のメイン会場には6大テーマパビリオンと4大専門パビリオンが設置される。56カ国及び地域の3500社超の...
中国貴州省貴陽市の貴州省博物館で6月30日、「現代橋梁建設」特殊切手の発行式が行われた。3枚1組のセットと1枚単独の小型シートが発行され、図案はセットがそれぞれ「滬蘇通(こそつう)長江公鉄大橋」「...
中国山西省大同市にある世界文化遺産「雲岡石窟」の第20窟露天大仏前で6月28日、「又見雲岡」と題した総合芸術ショーが開かれた。雲岡研究院と上海のアーティストが長年の準備を経て、光や音楽、ファッショ...
浙江省杭州市の西湖で漢服姿の女性が花を売る動画が最近、ネット上で話題となり、多くのネットユーザーが「いいね!」を押し、「絵の中から抜け出てきたみたい!」や「西湖とすごくマッチしている」といったコメ...
「2024年国際ファッショントレンド発表会」が6月25日、安徽省黄山市徽州区にある潜口民宅で開催された。今回の発表会では、国内外から集まったモデル30人が、上海大学パリ国際ファッション芸術学院の学生がデザイ...
甘粛省金昌市永昌県のある民家では6月27日、木と木の組み合わせで作る「木組み工法」を受け継ぐ70代の職人・楊万年さんが、木材部品を繋ぎ合わせ、北京の故宮角楼の模型を制作していた。中国新聞網が報じた。
中国北部に位置する山西省の考古研究院がこのほど発表した発掘調査報告によりますと、同省陽泉市で地元の考古学者が戦国時代(紀元前5世紀~紀元前221年)の井戸の遺構を発見し、今から2400年前に井戸を掘る技術...
中国マカオ特別行政区にある統合型リゾート、ベネチアン・マカオ内の劇場で20日夜、第3回粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)中国戯劇文化フェスティバルの一環として、民間伝統演劇の秦腔(...
中国江蘇省蘇州市の蘇州図書館で27日、明の永楽年間(1403~24年)に編さんされた百科事典「永楽大典」をテーマにした文献展「冊府千華-『永楽大典』と蘇州」が始まった。
中国浙江省杭州市余杭区にある良渚(りょうしょ)博物院は、約1万平方メートルの建築面積に玉器や石器、土器、漆器、木器など貴重な文化財600点(組)余りを展示し、良渚文化の考古学成果を総合的に紹介して...
復旦大学の今年の学部の合格通知書が公開された。今年の合格通知書には、同大学のテクノロジー成果を駆使して復元した「開化紙」が初めて採用され、有名な書道家のほか、教員や学生が合格通知書の本文を書き上げ...
夏休みに入ると、博物館などを始めとする各種展示の人気が高まりを見せることになる。安徽省合肥市にある安徽博物院では、「三星堆・長江流域青銅器文明特別展」が開催されており、多くの子供たちが同博物院を訪...
陝西省考古研究院が26日に発表した情報によると、考古学関係者が西安市西咸新区澧東新城三橋街道賀家村の賀家墓地で、唐代の壁画墓を発見した。墓誌銘の記載によると、墓の主である康比比氏はソグド人の可能性が...
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の国際ニュース放送チャンネルCGTNはこのほど、大型特別番組「文明の想像力:中国の道」を放送しました。この番組では、34カ国の代表が5000年にわたる...
中国広西チワン族自治区平果市にある達洪江ダム湖の半島で、戦国時代の墓が見つかり、銅鼓や銅鉞(どうえつ)、玉環、玉玦(ぎょくけつ)などが出土した。広西文物保護・考古研究所が発表した。
中国上海市で23日、オークション会社、上海匡時拍売の2023春季オークションが開幕した。今月99歳で死去した画家の黄永玉(こう・えいぎょく)氏の作品や清末の希少な金貨が注目を集めている。
中国西蔵(シーザン)自治区ガリ地区札達(ツァンダ)県にある全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)の古格(グゲ)王国遺跡は、この地方に割拠する政権の一つ、グゲ王朝の都城であったと考えられている。現...
中国北京市東城区の国子監街に、元・明・清3王朝の最高学府、国子監がある。創建は元の至元24(1287)年で、孔廟(孔子廟)に隣接している、両京制を取った明代には、北京と南京にそれぞれ国子監が置かれ...
中国浙江省紹興市はかつて会稽(かいけい)と呼ばれ、春秋時代に越国が都を置いた。浙江省の考古学者は2021年以降、同市越城区の越文化遺跡2カ所で発掘調査を実施。得られた発見は越国の物質文化史を大きく...
6月中旬の北京。正午を過ぎたばかりで気温が39度に上がった。白衣の高齢者が片手に色艶のいい2個のスイカを持ち、朗々とした声を上げ大興区の鳴生亮武学研究会に入った。この人は国家級無形文化遺産「呉式太極拳...
第5回中国西蔵観光文化国際博覧会が6月16日から18日を会期として、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市で開催されている。今年の博覧会の展示面積は1万平方メートル以上となっており、約1千社の国内外企業が約1...
中国社会科学院考古研究所は2015年、中米ホンジュラスのマヤ文明遺跡、コパン遺跡で同国研究者との合同発掘調査を開始した。プロジェクトの名称は「マヤ文明の中心コパン遺跡の考古学調査とメソアメリカ文明...
中国重慶市城口県北屏郷の大巴山の奥深くに広がる漆の森に、フランス人芸術家のバンサン・カズヌーブ(Vincent Cazeneuve)さんのアトリエが建っている。フランスから中国へ、成都から重慶へ、...
中国河南省鄭州市の鄭州大象陶磁博物館で10日、同省汝州市にある宋代の磁器窯跡、汝州張公巷窯遺跡で行われた第1~4次発掘調査の成果を展示する展覧会が始まった。
中国内モンゴル自治区赤峰市巴林(バイリン)左旗でこのほど開かれた第1回遼上京文化フォーラムで、専門家らが遼王朝(907~1125年)の都城跡、遼上京遺跡の発掘調査で得られた一連の成果を発表した。
中国の「文化・自然遺産の日」(毎年6月の第2土曜日、今年は10日)」に合わせ、安徽省蕪湖(ぶこ)市の蕪湖市博物館で9~11日、鉄画と呼ばれる美術品の特別展「鉄骨画魂」が開催された。安徽博物院所蔵の...
中国の「文化・自然遺産の日」(毎年6月の第2土曜日)に当たる10日、各地でさまざまなイベントが開催された。参加者は豊富で多彩なイベントに参加し、伝統文化の魅力を味わった。
三星堆遺跡祭祀区では6月10日、2点の大型青銅器「銅獣駄跪座人頂尊銅像」と「銅罍座倒立鳥足頂尊神像」の祭祀坑を跨いだ接合に無事成功した。これら2点の青銅神像は、相対する複数の二次鋳造部分で構成されており...
第3回無形文化遺産音楽ウィークおよび夏季文化観光フェア「長沙の不思議な夜」イベントが6月10日夜、湖南省長沙市で開催され、多くの市民が訪れた。会場には、長沙エリアの文化遺産や豊かな文化クリエイティブ製...
中国浙江省麗水市雲和県にある西周時代の独山遺跡でこのほど、緊急発掘調査が完了した。墓38基と器物の堆積37カ所が見つかり。土器100点余り、青銅器25点が出土した。
中国山西省晋中市霊石県の中心市街地から東10キロの蘇渓村に、千年以上の歴史を持つ資寿寺がある。創建は唐代で、宋・元・明各時代に幾度も改修され、現在は全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定さ...
中国甘粛省敦煌市の楽動敦煌劇場で現在、洞窟式没入型演劇「楽動敦煌」が試験上演されている。同作品はホログラム投影や3Dワイヤーアクションなどの技術を駆使して、西域の少年が芸術を追求する感動的なストー...
中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の研究チームがこのほど、江西省九江市武寧地区にある4億3800万年前のシルル紀初期の地層から「九江江夏魚」の化石を発見した。
第19回中国(深セン)国際文化産業博覧交易会(文博会)が7日、深センコンベンション&エキシビションセンターで開幕し、市内全域にわたる64のサブ会場で同時に中国文化産業の全産業チェーンが展示されています。
中国重慶市巫山(ふざん)県大昌鎮竜興村の双堰塘(そうえんとう)遺跡は、長江支流の大寧河と磨刀溪が合流する地点の南岸段丘にある。1957年に発見され、当初は大昌壩遺跡と呼ばれたが、1997年に実施さ...
中国河北省邯鄲(かんたん)市鶏沢県の文化財保護部門は、同県双塔鎮東双塔村でこのほど、400年前の明代に編さんされた族譜を発見したと発表した。
中国河北省邯鄲(かんたん)市邱(きゅう)県の邱県文物保護管理所は、同県で実施されている複合都市開発プロジェクトで4月に古墓群が見つかったと明らかにした。同省文物考古研究院が地元の文化財保護部門と合...
中国国家文物局は5月30日に北京で開いた「考古中国」重大プロジェクト作業進展会議で、陝西省楡林市清澗(せいかん)県で見つかった寨溝遺跡など、商(殷)代考古学の新たな進展と成果を報告した。寨溝遺跡の...
中国北京市文物局はこのほど、市内の新宮遺跡で夏・商(殷)時期に属する大坨頭(だいたとう)文化の二重環壕(かんごう)集落跡を発見したと発表した。同文化の二重環壕集落が北京で見つかるのは初めてで、中華...