3月31日、山東省人民政府台湾事務弁公室、山東省政協香港・マカオ・台湾華僑と外事委員会、尼山世界儒学センター、中国孔子基金会、済寧市人民政府、江蘇省人民政府台湾事務弁公室、曲阜師範大学、済寧学院、深セン至聖孔子基金会が共催する「2025海峡両岸孔子文化春会」が曲阜尼山聖境尼山講堂でスタートした。

　現場では「海峡両岸による論語読み書きリレー大会」の授賞式と孔子像の贈呈式が行われた。「海峡両岸による論語読み書きリレー大会」は山東省人民政府台湾事務弁公室、尼山世界儒学センター、中国孔子基金会が共催する活動であり、2025年2月にスタート以来、40日余りをかけて、読み部門と書き部門の作品を2万点余り受け取った。今回では100点の書道作品が選出され、春会で展示した。

　イベント現場では、厳粛な佾の舞（古代中国の雅楽に用いられた舞）、明快なストリートダンス、軽やかな扇ダンスが順に上演され、観衆に視覚と心の二重の盛宴をもたらした。

　孔子文化春会の期間中、両岸青年同祭孔、斯文在兹儒家四聖家学会講、「孔子に寄せる」台湾青年行読儒学体験キャンプ、海峡両岸礼楽カーニバル、就道・弘道敬師礼、海峡両岸崇聖成人礼などの文化活動も行われた。