二里頭遺跡で「最古の中国」を知る 河南省洛陽市

ソース:新華社作者: 2024-08-29 16:58

15日、二里頭夏都遺跡博物館で展示されている緑松石竜形器の複製品。(洛陽=新華社記者/朱祥)

 中国河南省洛陽市偃師(えんし)区二里頭村の二里頭遺跡は、考古学や歴史文献学で存在が立証された中国最古の王朝、夏王朝の中後期の都城遺跡とされる。

 2019年に開館した二里頭夏都遺跡博物館は、青銅器や土器・陶器、玉器、緑松石(トルコ石)器、骨角牙器など2千点余りを所蔵し、中国最初の王都である二里頭遺跡の豊富な内容を伝えている。

 二里頭を中心とする中原地域では、約3800年前に中国最古の核心文化と広域王権国家が誕生した。二里頭は夏王朝、商(殷)王朝の輝かしい歴史の舞台となり、世界に名だたる二里頭文化を育んだ。

15日、河南省洛陽市の二里頭夏都遺跡博物館。(洛陽=新華社記者/朱祥)

15日、二里頭夏都遺跡博物館で展示されている1号宮殿の模型。(洛陽=新華社記者/朱祥)

15日、二里頭夏都遺跡博物館で展示されている2号宮殿の模型。(洛陽=新華社記者/朱祥)

編集:董丽娜

文章と写真の著作権は元の作者に属します。侵害があれば、削除に連絡してください。