麦畑から「博物館 」が生まれる

ソース:中国新聞網作者: 2022-05-10 13:59

  最近、河南省博物館は河南省の12の博物館とともに、文物のレプリカ39点を選定して、鄭州市の「唯一の河南-演劇都市」観光地、通称「麦畑博物館」に展示した。展示は、「儀式の街」「聳え立つ」「延長」の3章構成で行われる。

  新石器時代から殷・周時代、春秋時代から宋・元時代まで、数千年にわたる展示物がある。世界最古の演奏可能な楽器と確認されたもの、これまでに発見された最古の鳥型酒殿、中国殷王朝時代の青銅器の優品など、さまざまな展示品がある。最も古く、最も大きく、最も完璧に鋳造され、最もよく保存されている青銅器があり、これは中国の青銅器文化の証であると同時に、中原文明の発祥地のシンボルである。

  主催者によると、黄河は生命を育み、遺跡は歴史を映し出し、麦の穂は人々の生活を支えているという。中央大地が小麦の季節を迎えた今、黄河文化が育んだ文物をあえて小麦畑に配置し、土地と伝承、小麦と文明、歴史と私たちを紹介しようとしている。そして、この土地の儀式や祭礼の魅力、中原の活力、生命の躍動感を感じていただければと思う。

編集:张懿程

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