最近、「こんにちは・手作り」国際的オンライン体験授業が菏沢で行われた。マレーシアからきた「@红狐狸Chloe」アカウント運営者であるChloeKwokWeiYanさん（中国語名前：郭懳恩）が巨野県を訪れ、工筆牡丹画の魅力を現地で体験した。

　工筆牡丹画は、中国の伝統的な工筆画技法を継承した上で、現代の工芸手法を組み合わせて精巧に描かれたものであり、緻密的かつ優雅で、色彩が鮮やかである。

　巨野県書画院の精心な計画により、郭懳恩さんは工筆牡丹画の創作、トレーニング、展示を一体化した総合産業開発プラットフォームを訪れるだけでなく、工筆牡丹画の制作プロセスにも参加した。

　体験授業では、郭懳恩さんは書画院のプロの画家の指導の下で、繊細な筆触と豊かな色彩を使い、宣紙に牡丹の輪郭を描き、花びらの模様を細かく塗りつぶした。彼女は、このような描き方には非常に根気と集中力が必要であり、一筆ごとがまるで牡丹の物語を語っているようだと述べた。

　近年、巨野工筆牡丹画は国内市場の80%を占めるだけでなく、国際文化交流の舞台でも頻繁に登場している。2023年、巨野工筆牡丹画はオーストリア・ウィーンの国際センターやドイツ・ミュンヘンの孔子学院に登場し、7点の巨野工筆牡丹画作品がウィーンの国際センターや国連工業開発機関などの国際機関に収蔵された。現在、巨野工筆牡丹画作品はアメリカ、フランス、シンガポールなど40か国と地区に輸出され、山東の特色文化を代表する鮮やかな名刺となっている。

　「こんにちは・手作り」国際的オンライン体験授業は、郭懳恩さんに中国の伝統文化の魅力を感じさせるだけでなく、また彼女に巨野工筆牡丹画についてより深く認識があったようになっている。郭懳恩さんは、「私は中国の無形文化遺産への保護と継承に深く感銘を受け、中国文化は時代と共に進化しており、非常に活気があり、深い文化的意味を持っています」と述べ、そしてユーザーに対して菏沢の牡丹の魅力を感じに来るように招待している。