世界文化遺産である炳霊寺石窟が公開を回復

ソース:中国新聞網作者: 2024-01-02 11:18

 12月26日、甘粛省積石山マグニチュード6.2の地震の影響で一時閉鎖されていた世界文化遺産である炳霊寺石窟が公開を回復した。

 連日以来、甘粛省の文化財部門の職員らは洞窟の文化財、崖部の桟道、インフラなどに対して安全検査と潜在リスクの排除を行い、作業チームの現場調査を経て、炳霊寺石窟内の塑像、壁画、窟棚などの文化財本体に被害が出ていないことを確認した。現在、炳霊寺石窟は公開の要求に達している。

 炳霊寺石窟は永靖県城の南西部の小積石山に位置し、西秦・建弘元年に建てられ、中国石窟の最古の紀年題記を保存することで知られ、現存する窟壇が216個、石彫及び泥塑造像が815体、壁画が約1000平方メートル。炳霊寺石窟は1961年に国務院によって第1陣の全国重点文化財保護ユニットとして公布され、世界文化遺産「シルクロード:長安―天山廊道の路網」の遺産ポイントの一つである。

編集:董丽娜

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