「参礼者は入堂してください、吉時をもって、啓礼を始め、太鼓を叩き、鐘を鳴らして……」、7月26日、香港・マカオ・台湾の20校以上の大学から来た60人以上の教師と学生が祭祀服を着て、「朱子の故郷」である福建省三明市尤渓県の南渓書院司礼官の指導の下で、共に朱子の祭礼に参加した。

　尤渓県は南宋の有名な理学者・教育家である朱熹の誕生地であり、朱熹はかつてここで「子が天に問う」「智を以て棋王に勝つ」などの逸話を残し、広く世間に知れ渡る。彼が提唱した「忠・孝・仁・義」の理念は現代社会にも依然として必要である。

　今回の祭礼活動は「八閩文化の旅・第6回香港・マカオ・台湾の大学生が朱子の道を歩む研修キャンプ」のシリーズ活動の中の一つである。今回の体験式な文化交流および考察などは、福建・香港・マカオ・台湾の青年同士の交流と親睦を促進し、香港・マカオ・台湾の青年が中華伝統文化、八閩文化に対する理解を増進することに有利であるという。