9月29日午後、尼山世界儒学センター連合大学院第1期(2021級)儒学専門博士大学院生の入学式が山東曲阜で開催され、全国儒学特別高等人材育成が正式にスタートしたことを示している。

　教育部党組織メンバー、副部長の孫尭氏は開幕式で次のように指摘した。習近平総書記が｢七一（７月１日建党の日）」の重要演説の中で｢2つの結合」の重大な論断を提出し、青年に深い期待を寄せた。尼山世界儒学センター連合大学院儒学専門博士募集計画は、中国の儒学研究とハイレベル人材不足の現状を変え、中華優秀な伝統文化の革新を推進する戦略を探索し、開拓することである。

　山東省政府党組メンバー、副省長の王心富氏が挨拶した時次のように強調した。山東省委員会省政府は習近平総書記が指示したことを肝に銘じ、文化大省の責任を断固として担う。尼山世界儒学センター連合大学院は儒学特別プロジェクトのハイエンド人材を育成する重要な使命を担い、山東は連合大学院生育成に対する支持を強化し、プラットフォームキャリアの建設、人材育成導入などの方面で全方位のサービス保障を提供する。

　中国人民大学党委員会書記、尼山世界儒学センター理事会理事長、尼山世界儒学センター連合大学院院長の靳諾は学生たちが共通認識を凝集し、家国への愛情を厚くし、自覚的に文化使命を担い、民族復興の大業を担当できる時代の新人になり、中華文化のソフトパワーと国際影響力を高めるために知恵と力を貢献して頂きたいと話した。

　中国社会科学院大学の王新清副学長は共同建設大学を代表して次のように発言した。尼山世界儒学センター連合大学院は時代の需要に合った儒学専門人材を育成する任務を担っており、共同建設大学の一つとして、連合大学院の指導の下で、共同で世界に向けた儒学教育と研究を推進し、中国大学院生教育に新しい道を開拓した。

　第1期儒学専門博士代表の賈明晰さんによると、新時代の儒学専門博士として、必ず学者の身分で自分を要求し、専門的な探索と革新研究を行い、しっかりと民族の精神伝統を守る必要がある。

　尼山世界儒学センター連合大学院は国家支持の新型大学院として、尼山世界儒学センター連合中共中央党校(国家行政学院)、中国社会科学院大学、北京大学、清華大学、中国人民大学、復旦大学、山東大学、四川大学、武漢大学、中山大学など10つの一流大学が共同建設と共有の方式で大学院生教育の新しいモデルを構築した。

　第1期(2021級)儒学専門博士の入学式は、儒学専門高等研究人材育成が全面的に展開されたことを示している。