｢2021中国(曲阜)国際孔子文化祭　第7回尼山世界文明フォーラム」が9月27日から28日まで山東曲阜で開催される予定である。イベントの予定によると、9月27日の夜、第16回ユネスコ孔子教育賞の授賞式及び2021国内外の青年学生の孔子文化週イベントの始動式が開催される。

　中国の優秀な伝統的文化を発揚し、文をメディアとして、中国と外国青年学生の人的交流を強化し、青年学生の文明相互参考、心の通じ合いを促進するため、今年の孔子文化祭尼山世界文明フォーラムは中国と外国青年学生孔子文化週イベントを増設し、150人以上の国内外の青年学生が尼山で今年のイベントに参加する。青年学生達は孔子文化週のスタート式で多彩な文芸番組を披露し、その場で中国伝統文化の感知、学習を行い、全方位・立体化した多彩な中国文化を体験する。スタート式終了後、青年学生達は引き続き2021中国と外国青年学生孔子文化週シリーズ活動に参加し、共同で孔子を勉強し、儒家文化と中国の優秀な伝統的文化を理解することを主線とし、沢山の見学活動を通して、共に研修する中で互いに理解し、友情を増進する。

　ユネスコ孔子教育賞が中国人の名前で命名された初の国際賞であることが調査で分かった。2005年10月、ユネスコ第33回大会に決定され、2006年から｢ユネスコ孔子教育賞」が設立された。この賞は山東省人民政府と済寧市人民政府が共同で発起し、国家教育部、国家観光局、中国ユネスコ全国委員会及び関係部門の強力な支持を得た。｢孔子教育賞」はユネスコが設立した初の中国人の名前で命名された国際大賞であり、全世界の不識字者一掃事業に傑出した貢献をした政府、非政府組織と個人を表彰することが目的で、特に農村地区の教育を受けられない青少年と成人、特に女児と女性の識字教育に注目している。

　2020年までに15回の表彰を成功に開き、受賞機関と個人42回を奨励し、そのうちアフリカは19回、アジアは12回、南アメリカとヨーロッパはそれぞれ4回、そして北米が３回。これらの優秀な経験を普及させることによって、全世界範囲内の識字レベルの向上を促進し、全世界の不識字者一掃事業に積極的な貢献をした。