山東省:文化自信を固め、文化強省建設に大きな突破を実現させる
日付:2021-08-26新たな発展段階に入り、前進する道における様々なリスクやチャレンジを克服するには、文化こそ重要な力の源である。文化自信を固め、文化の繁栄を推進してこそ、新時代における現代化強省の建設に強大な精神力を提供することができる。
『山東省国民経済・社会発展第14次5カ年計画と2035年までの長期目標の策定に関する中共山東省委員会の建議』(以下は『建議』と略称する)は「文化強省の建設に大きな突破の実現」を際立った位置におき、「第14次5カ年計画」期における文化強省の建設に突破を実現し、優勢を構築する目標・任務を提出した。つまり、社会主義の核心的価値観は経済社会発展の各方面に溶け込み、優れた伝統文化の影響力は著しく向上し、文化財保護は全面的に強化され、公共文化サービス体系はより健全になり、文化観光業の戦略的基幹産業地位は十分に示されるようになって、世界で有名な文化観光目的地にするということである。
文化自信の核心は価値観である。『建議』では、「マルクス主義のイデオロギー上の指導的地位を堅持し、社会主義の核心的価値観で文化建設を指導し、社会主義精神文明の建設を強化し、優れた伝統文化の創造的な転化と革新的な発展を推進し、新時代での現代化強省を建設する強大な精神力を凝集する。」ということを提出した。山東省委員会宣伝部の関係者によると、優れた中華伝統文化を豊かな滋養とし、革命文化を深い基礎とし、社会主義の先進文化を指導価値観とする文化自信は、実のところ社会主義の核心的価値観の自信を固めることである。「第14次5カ年計画」期間中、山東省は引き続き赤い遺伝子の継承、優れた伝統文化の「二創」(質の高いサービスの創出と一流業績の創出)の模索と新時代の文明実践センター建設の着実な実施などの面で探求を続け、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を斉魯大地に定着させていく。
山東省文化・観光庁の王磊庁長は次のように述べた。「『マルクス主義のイデオロギーにおける指導的地位を堅持する』ことは、山東省の文化建設に根本的な道を提供し、『社会主義の核心的価値観で文化建設を指導する』ことは、文化建設が正しい方向に沿って前進することが確保できる。」と。「第14次5カ年計画」期間中、全省の文化観光陣は、「旗を掲げ、民心を集め、新人を育成し、文化を振興し、イメージを展示する」という使命・任務を着実に履行し、「公共サービスの効能を高め、文芸の逸品創作を繁栄させ、文化観光消費を拡大し、対外交流・協力を強化し、『客好きの山東省』というブランドを目立たせ、文化遺産の保護・利用を活用する」などの面を掴みながら力を入れ、新たな発展パターンを構築するために文化観光らしき知恵と貢献を捧げる。
『建議』では優秀文化を伝承し、伝統的中華美徳の現代生活への溶け込みを推進して、積極的・善行的精神力の形成を合わせ集めるということを提出した。中共曲阜市委員会の劉東波書記は「曲阜市は孔子の故郷、そして儒家文化の発祥地として、引き続き歴史文化の優位性を発掘・発揮し、優秀文化の伝承・発揚のために、より大きな責任を担おうとする。」と述べた。劉東波書記はまた次のことを述べた。これから、優れた中華伝統文化の「二創」示範区、世界儒学中心、世界文明相互交流・参考高地と文化創意産業集中エリアを作り上げるよう一層力を入れて推進する。儒学普及活動ブランドの創出に一層力を入れ、優れた伝統文化の「六進」(コミュニティ、機関、学校、企業、農村、家庭に入ること)普及プロジェクトをしっかり実施し、「儒学発祥地・文化聖地」という公共文化サービスブランドを強化する。「三孔」(孔府、孔廟、孔林のことである)という世界文化遺産に基づき、文化・観光の融合を加速させ、優れた伝統文化の「二創」の経済的価値を作り上げる。
『建議』は人民大衆の精神文化面の新たなニーズを満たすことに着目し、「公共文化サービス水準の向上」を提出した。記者は山東省の文化と観光庁から、「第14次5カ年計画」期間中に、山東省が公共文化施設の計画配置を最適化し、農村基層文化施設の建設を強化し、施設のネットワークシステムとサービス保障メカニズムを充実することが分かった。公共文化施設の建設を強化し、文化利民プロジェクトを創造的に実施し、大衆的な文化活動を幅広く展開し、公共図書館、博物館、文化館などのカバー率と利用率を高める。続けに「五人の大家」シリーズ活動を行い、大衆が文化建設に参加する積極性を引き出す。斉魯文芸作品の品質向上プロジェクトを実施し、思想、芸術及び作り方が優れている文芸作品を制作する。
編集:高华
文章と写真の著作権は元の作者に属します。侵害があれば、削除に連絡してください。