編集者付記：9月26日、第５回尼山世界文明フォーラムが開催され、中国国際友好連絡会副会長辛旗が基調講演をした。ここにその論点を抜粋して読者の期待に応じる。 

　山脈、海、砂漠、草原に隔てられているので、異なる文明が相対的に独立な発展を遂げ、異なる認知が生まれた。しかし、初期のシルクロードの出現とその後の戦争、民族移動、商業貿易による大航海と人類の様々な交流に伴い、人々は文明に対する見方が異なってきた。

　「グローバル・ヴィレッジ」と情報文明の時代に入っている今日では、共通する時間帯で異なる文明を観察する条件わ備わり、人類文明に対し異なる解釈を展開することができる。尼山フォーラムは世界の異なる文明の対話をテーマとし、その目的は中国の優秀な文化を広め、中外文化の交流を促進し、人類運命共同体建設を推進することであり、学術的・国際的・開放的な国際思想文化対話交流を旨とするものである。それは、世界の異文明間の交流と参考を促進し、調和の取れた世界の建設を推進し、中華文化の国際的な伝播力と影響力を強化するのに重要な役割を果たしている。